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- 海外投資家は2カ月連続の買い越し~2023年2月投資部門別売買動向~
コラム
2023年03月08日
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2023年2月は、米国の金融引締めについて早期停止期待と長期化懸念が交錯するなか、日経平均株価は月を通じて狭いレンジで揉み合いとなった。月初は、2月1日の米FOMCを受け米国株が上昇し、それを好感し日経平均株価も上昇した。6日には2万7,693円まで上昇したが、その後は米経済指標が予想を上回ったことから米インフレの高止まりが警戒され、中旬にかけて上値の重い展開が続いた。下旬は、引き続き米金融引締めの長期化懸念から、22日に一旦2万7,104円まで下落した。ただ、24日の植田次期日銀総裁候補の国会所信聴取を受け、日本の金融緩和政策に対する安心感が広がり日経平均株価は上昇し、2万7,445円で終えた。2月の日経平均株価は月を通じて小幅な上昇となる中、海外投資家、事業法人が買い越す一方で、信託銀行、投資信託、個人が売り越した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2023年03月08日「研究員の眼」)

03-3512-1855
経歴
- 【職歴】
2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
2015年 ニッセイ基礎研究所入社
2020年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)
森下 千鶴のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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