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どんな人が年賀状を出しているのか?-男女、年齢層、地域別、年賀状を出した人の割合 (2020~2022)

保険研究部 准主任研究員 岩﨑 敬子
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年末年始の日本の恒例行事に年賀状による新年の挨拶があるが、近年は年賀状離れが伝えられている。日本郵便によると、2023年用の年賀ハガキの当初発行枚数は16億4000万枚で、2004年用以降で最も少ないことが報告されている。ではこうした状況の中で、どういった人が年賀状を出していて、どういった人が年賀状を出さない傾向があるのだろうか。年賀状離れが進んでいるのは、年賀ハガキだけなのだろうか。本稿では、ニッセイ基礎研究所が2020年から2022年まで毎年全国の被用者を対象に行ってきた独自の調査から、男女別、年齢層別、地域別に、年賀状を出した人の割合の変化を紹介する。結果を先取りしてお伝えすれば、男女、年齢層、地域を問わず、2020年から2022年の間で年賀状を出した人の割合が減少している傾向が見られた。また、どの年の調査でも年齢が高い人ほど年賀状を出している人の割合が大きい傾向が見られた。さらに、2020年と2021年では、男女別では女性の方が年賀状を出している人、地域別では中部地方や近畿地方在住者の間で年賀状を出した人の割合が大きい傾向が見られた。一方で、2021年と2022年の調査では、九州・沖縄地域の人の間で年賀状を出した人の割合が小さい傾向が見られた。
■目次
1――はじめに
2――調査の概要
3――男女別年賀状を出した人の割合の変化
4――年齢層別年賀状を出した人の割合の変化
5――地域別年賀状を出した人の割合
6――プロビットモデルの推定結果
7――おわりに
(2022年12月23日「基礎研レポート」)

03-3512-1882
- 【職歴】
2010年 株式会社 三井住友銀行
2015年 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
2018年 ニッセイ基礎研究所 研究員
2021年7月より現職
【加入団体等】
日本経済学会、行動経済学会、人間の安全保障学会
博士(国際貢献、東京大学)
2022年 東北学院大学非常勤講師
2020年 茨城大学非常勤講師
岩﨑 敬子のレポート
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