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ブラジルGDP(2021年7-9月期)-2四半期連続のマイナス成長に
経済研究部 准主任研究員 高山 武士
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1.結果の概要:コロナ禍前の水準に届かず
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2.結果の詳細:高インフレで実質成長率は伸び悩み
成長率(前期比)を需要項目別に見ると、個人消費が0.9%(前期:▲0.2%)、政府消費が0.8%(前期:0.9%)、投資▲0.1%(前期:▲3.0%)、輸出が▲9.8%(前期:13.7%)、輸入が▲8.3%(前期:▲1.3%)となった。コロナ禍前との対比では、GDPが▲0.1%、個人消費が▲2.1%、政府消費が▲2.2%、投資が18.0%、輸出が1.4%、輸入が▲2.7%という状況にある。
需要別に見た7-9月期のGDPでは、投資が冴えなかったほか、輸出が急減したことがマイナス成長の主因と言える。また、消費については7-9月期には回復したものの、コロナ禍前の水準と比較するとまだ低い状況にある(図表4)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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(2021年12月03日「経済・金融フラッシュ」)
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