2021年06月02日

人流データをもとにした「オフィス出社率指数」の開発について-オルタナティブデータの活用可能性を探る

金融研究部 准主任研究員   佐久間 誠

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■要旨

株式会社ニッセイ基礎研究所とクロスロケーションズ株式会社は、スマートフォンの位置情報データをもとにした人流データを用いて「オフィス出社率指数」を共同で開発した。

オフィス出社率指数は、オフィス出社率を定量的に把握する方法が限られるなか、オルタナティブデータである人流データを活用して定量化を試みたものである。オルタナティブデータとは、経済統計や財務情報などこれまで伝統的に活用されてきたデータ以外の非伝統的なデータの総称である。伝統的なデータと比べて、オルタナティブデータは速報性が高く、粒度の細かいデータを取得できることが多い。そのため、コロナ禍によって経済・社会情勢が急激に変化し、また業種や職種などで大きく明暗が分かれる不透明な状況においては、オルタナティブデータへの関心が高まっている。

本稿では、人流データからオフィス出社率を定量化する手法を提示し、オフィス出社率指数の特徴などについて概要を解説するとともに、人流データを利用する上での留意点や今後の活用可能性を示したい。

■目次

1――はじめに
2――オフィス出社率指数の算出について
  1|対象エリア
  2|データ出所
  3|データ集計方法
  4|算出方法
3――オフィス出社率指数と他の人流データとの比較
  1|オフィス出社率指数を「Google出社率」・「ドコモ出社率」と比較する
  2|オフィス出社率指数の推移を振り返る
4――おわりに
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金融研究部   准主任研究員

佐久間 誠 (さくま まこと)

研究・専門分野
不動産市場、金融市場、不動産テック

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レポート紹介

【人流データをもとにした「オフィス出社率指数」の開発について-オルタナティブデータの活用可能性を探る】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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