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米国と英国の金融グループが共同で規制対話のビジョンを提示
保険研究部 研究理事 中村 亮一
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2018年4月、英国財務省 (HMT) と米国財務省 (UST) は、金融規制に関する協力を促進し、両国の規制枠組みの間の整合性を高めるため、FRWG(Financial and Regulatory Working Group:金融規制作業部会)を設立すると発表した。
2018年9月、英国と米国の17の事業代表団体が、FRWGに特定の業界の意見を積極的に提供するとともに、英国と米国の間で進行中の貿易・投資に関する議論に業界の視点を提供することを目的として、英米金融・関連専門サービス産業連合を結成した。2年間で、連合はその会員を20以上に拡大し、BAFA(British American Finance Alliance:英米金融連携) として再スタートした。
BAFAは、2020年9月に、「英米金融連携-英米規制対話の公式化に関するスコーピング文書-」と称するペーパーを公表した。このペーパーの中で、BAFAの英米規制対話のビジョンを提示し、金融・専門サービス部門との調整メカニズムをFRWGプロセスに組み込むことを提唱している。また、FRWGのアジェンダで取り上げるべき潜在的な機会と問題点についても強調している。
今回のレポートでは、このペーパーの概要を報告する。
■目次
1―はじめに
2―今回のペーパーの概要
1|BAFAについて
2|ペーパーの概要
3―具体的な内容からの抜粋―国際的規模の問題
1|既存の問題
2|国際的規模の問題
3|FRWGの権限内に直接ない、業界にとって重要なその他の領域の問題
4―加盟業界団体からのコメント等
1|SIFMA(証券業金融市場教会)及びTCUK(TheCityUK)
2|ACLI(米国生命保険会社協会)
5―まとめ
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