2020年05月22日

4~5月の自社株買いが急減

金融研究部 研究員 森下 千鶴

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■要旨

例年であれば、5月は自社株買いの設定が、1年で最も多い時期である。しかし、今年はコロナ禍の影響から、自社株買いを設定する企業は極端に少なかった。いずれ経済・業績が正常化すれば自社株買いが復活すると見られるが、昨年度のように需給面で株価を下支えする効果は当分期待できないであろう。

■目次

■自社株買いが急減
■日銀と自社株買いが需給を支える構図だったが
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金融研究部   研究員

森下 千鶴 (もりした ちづる)

研究・専門分野
株式市場・資産運用

経歴
  • 【職歴】
     2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
     2015年 ニッセイ基礎研究所入社
     2020年4月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)

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【4~5月の自社株買いが急減】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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