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2020年02月27日
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■要旨
金融政策による景気刺激策の限界が強く意識されるようになったこともあって、財政政策の活用を主張するMMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣論)が注目を集めるようになっている。MMTの主張は、「自国通貨を持つ国は財政破綻しない」と要約されることが多く、財政破綻に関する部分が議論の的となっている。以下では、ミッチェルやレイらの著作(注1~3)を代表的なMMTの考え方ととらえて、MMTの主張と問題点を考察してみたい。
■目次
はじめに
1――財政破綻の意味
2――マネーストックとインフレの関係
3――MMTに関する二つの懸念
むすび
金融政策による景気刺激策の限界が強く意識されるようになったこともあって、財政政策の活用を主張するMMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣論)が注目を集めるようになっている。MMTの主張は、「自国通貨を持つ国は財政破綻しない」と要約されることが多く、財政破綻に関する部分が議論の的となっている。以下では、ミッチェルやレイらの著作(注1~3)を代表的なMMTの考え方ととらえて、MMTの主張と問題点を考察してみたい。
■目次
はじめに
1――財政破綻の意味
2――マネーストックとインフレの関係
3――MMTに関する二つの懸念
むすび
(2020年02月27日「基礎研レポート」)
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
櫨(はじ) 浩一のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2020/03/06 | 不安の時代ー過剰な貯蓄を回避する保険の意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
2020/02/27 | MMTを考える | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研レポート |
2020/02/07 | 令和の日本経済はどうなるか-経済予測の限界と意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
2020/01/31 | 不安の時代~過剰な貯蓄を回避する保険の意義~ | 櫨(はじ) 浩一 | エコノミストの眼 |
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