2019年08月26日

なぜ、韓国政府はGSOMIAを破棄したのだろうか?

生活研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任   金 明中

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■要旨
  • 2019年8月23日、韓国政府は長嶺安政駐韓日本大使を呼び、日本とのGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を通告した。その結果、2016年11月から3年にわたって続いてきた日本と韓国の間の軍事的な協力関係は、今年の11月をもって解消されることとなった。
     
  • 文在寅政府が日本とのGSOMIAを破棄した理由としては、(1)ホワイト国の除外により高まった国民の危機意識への対応、 (2)次期国会議員選挙への対策、(3)北朝鮮への配慮、(4)法務部長官候補のスキャンダルの緩和が考えられる。
     
  • 日韓関係の改善のためには、まず、日韓首脳の下に専門家による協議会を設けて、問題解決のための対話を続け、信頼関係を回復する必要がある。また、企業や社会団体、そして学会や各種団体などもそれぞれの分野で今までの交流を続けながら、問題解決のために努力を行うべきであろう。
     
  • このような努力の継続により、日韓の信頼関係は少しずつでありながら、改善の道を歩み始めていくものと思われる。

■目次

1――はじめに
2――GSOMIAとは
3――GSOMIA破棄の背景にある4つの理由
  1|ホワイト国の除外により高まった国民の危機意識への対応
  2|次期国会議員選挙への対策
  3|北朝鮮への配慮
  4|法務部長官候補のスキャンダルの緩和
4――おわりに
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生活研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任

金 明中 (きむ みょんじゅん)

研究・専門分野
社会保障論、労働経済学、日・韓社会政策比較分析、韓国経済

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レポート紹介

【なぜ、韓国政府はGSOMIAを破棄したのだろうか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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