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契約者行動と保険会社経営-契約者の行動に、保険会社はどのように対応すべきか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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国際アクチュアリー会(IAA)は、保険会社のさまざまなリスクを取り上げて解説する「リスクブック」を発行している。2017年に、その第18章として、「契約者行動と管理活動」が発行された。
保険会社にとって、契約者の行動は、経営上、大きなリスクとなる可能性がある。保険会社は、契約者行動に関する実証分析や、それに応じてとるべき管理活動の研究を進めている。
本稿では、レポートの内容をもとに、契約者行動と保険会社経営について、概観することとしたい。
■目次
1――はじめに
2――契約者行動の特定と認識
1|契約者行動は合理的なものばかりではない
2|リスク基準などに、契約者行動を考慮する取組みが広がっている
3――契約者のオプションと行使トリガー
1|契約者のオプションには、さまざまなものがある
2|オプション行使トリガーにも、さまざまなものが考えられる
4――契約者オプションの管理と保険会社の管理活動
1|契約時のオプション設定が重要
2|保険会社が契約後にとることのできる管理活動は限定される
5――行動経済学の応用
6――おわりに (私見)
(2018年12月11日「保険・年金フォーカス」)
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保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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