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国際疾病分類の改訂~健康・医療・介護データの蓄積に期待

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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2018年6月、WHO(世界保健機関)が国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)を公表した。1990年の改訂(ICD-10)以来の大改訂である。
日本では、「ゲーム障害(Gaming disorder)」が正式な病気として登載されたことで注目されたが、それ以外に東アジアの伝統医学が追加されたほか、詳細な病態を把握するためのコードの追加などの大きな変更がある。
本稿では、改訂の概要と、日本での利用について紹介する。
■目次
1 ――― ICDとは
1|ICDは、様々な国や地域の死因や疾病を把握するためのもの
2|第11版の実用化は2022年以降
2 ――― ICD-11の特徴
1|章立ての組み直しによる追加・変更
2|疾病分類の新設
3|生活機能評価の導入
4|詳細な病態を把握するための仕組み
3 ――― データの蓄積と活用の視点から
(2018年09月25日「保険・年金フォーカス」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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2025/01/28 | 保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から | 村松 容子 | 保険・年金フォーカス |
2024/12/20 | がんに関する知識とがん検診受診率・がんに関する備え | 村松 容子 | 基礎研レポート |
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