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朝鮮半島に春は来るだろうか!―南北統一や東アジアの平和に繋がることを期待する―
生活研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任 金 明中
- 最近、南北関係が速いスピードで改善している。南北関係改善のきっかけになったのは平昌(ピョンチャン)オリンピックであるだろう。
- 文化芸術分野の交流も活発だ。玄松月(ヒョンソンウォル)団長が率いる137人の団員から成る北朝鮮の三池淵(サムジヨン)管弦楽団は、平昌オリンピックの祝賀イベントとしてソウルや江陵(カンヌン)で2回にわたり公演を行った。また、3月31日は韓国の芸術団約160人が北朝鮮の平壌を訪ねて4月1日と3日に公演を開いた。
- このようなスポーツ及び文化芸術の交流の結果は、4月27日の板門店にての南北首脳会談に繋がり、11年ぶりの3回目の南北首脳会談が開かれた。
- 板門店宣言では、朝鮮半島に今後、戦争はないことを宣言しており、その主な内容には、非核化による核のない朝鮮半島の実現、終戦宣言、平和体制の構築、将官級の軍事会談の開催、鉄道や道路の南北連結事業の推進、2018年アジア大会をはじめとした国際競技に共同で出場、離散家族・親戚再会事業の推進、首脳会談やホットラインの定例化、2018年秋の文大統領の平壌訪問などが含まれた。
- せっかく訪れた平和ムードが台無しにならず、南北統一や東アジアの平和に繋がることを切実に願うところである。

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