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- 【3月米住宅着工、許可件数】住宅着工件数は131.9万、戸建ては減少も集合住宅が好調で、全体では市場予想を上回る結果
2018年04月18日
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1.結果の概要:住宅着工、許可件数ともに前月、市場予想を上回る
2.結果の評価:戸建ては減少、引き続き住宅市場は回復もモメンタムは低下
住宅着工件数の伸びは、前月比+1.9%(前月:▲3.3%)と前月からプラスに転じた(図表3)。集合住宅が+14.4%(前月:▲10.2%)と前月から大幅に増加したことが大きい。一方、戸建ては▲3.7%(前月:+0.1%)と3ヵ月ぶりマイナスに転じた(図表4)。先日発表された3月の雇用統計で建設業の雇用が減少したが、3月の天候不良が影響したとみられており、戸建ては天候が影響した可能性がある。
前年同月比では10.9%(前月:+0.5%)と、前月から伸びが加速した。こちらは、戸建てが+5.2%(前月:+2.6%)、集合住宅が+23.8%(前月:▲3.9%)と、ともにプラスとなった。
地域別寄与度(前月比)は、南部が▲0.3%ポイント(前月:▲5.2%ポイント)、西部も▲0.5%ポイント(前月:+0.5%ポイント)とマイナスとなった一方、北東部が+0.1%ポイント(前月:+1.2%ポイント)、中西部が+2.5%ポイント(前月:+0.1%ポイント)とプラスとなり、地域で差がでた。
前年同月比では10.9%(前月:+0.5%)と、前月から伸びが加速した。こちらは、戸建てが+5.2%(前月:+2.6%)、集合住宅が+23.8%(前月:▲3.9%)と、ともにプラスとなった。
地域別寄与度(前月比)は、南部が▲0.3%ポイント(前月:▲5.2%ポイント)、西部も▲0.5%ポイント(前月:+0.5%ポイント)とマイナスとなった一方、北東部が+0.1%ポイント(前月:+1.2%ポイント)、中西部が+2.5%ポイント(前月:+0.1%ポイント)とプラスとなり、地域で差がでた。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2018年04月18日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
窪谷 浩のレポート
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