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- 働き方改革で家庭での男性活躍推進を~企業に期待される少子化対策の取り組みは(下)~
2018年04月17日
■要旨
結婚、出産後も働く女性が増えた一方で、家庭において、家事・育児の大部分を女性が担う構造は過去20年間ほとんど変わっておらず、女性の負担が大きくなっている。一方で、男性も働く時間が長くなっており、家庭に時間を割くことが難しい。結果的に、過去13年で子どもの人数がゼロ、一人という夫婦が増えた。このままの状況が続けば、第二子以降の出生がますます抑制されるリスクがある。このような状況で企業に求められる取り組みとは、男女に関わらず、社員が仕事と家庭を両立しやすい職場環境を整備することである。政治にもその旗振りを期待したい。
■目次
1――はじめに
2――男性の行動と少子化
1|夫の家事・育児時間の不足が少子化に与える影響
2|夫婦の負担増と家族構成の変化
(1)職場と家で働く時間は過去20年間で夫、妻ともに1時間近く増加
(2)子どもの数がゼロ、一人の夫婦の割合が増加
3|男性の仕事と家庭の両立の状況
(1)低迷する育児休業取得率
(2)長時間労働が背景に
3――企業に求められる少子化対策
1|男性社員にも仕事と家庭の両立支援を
2|政治のリーダーシップを期待
4――むすびにかえて~家庭における男性の活躍推進で夫婦に余裕を~
結婚、出産後も働く女性が増えた一方で、家庭において、家事・育児の大部分を女性が担う構造は過去20年間ほとんど変わっておらず、女性の負担が大きくなっている。一方で、男性も働く時間が長くなっており、家庭に時間を割くことが難しい。結果的に、過去13年で子どもの人数がゼロ、一人という夫婦が増えた。このままの状況が続けば、第二子以降の出生がますます抑制されるリスクがある。このような状況で企業に求められる取り組みとは、男女に関わらず、社員が仕事と家庭を両立しやすい職場環境を整備することである。政治にもその旗振りを期待したい。
■目次
1――はじめに
2――男性の行動と少子化
1|夫の家事・育児時間の不足が少子化に与える影響
2|夫婦の負担増と家族構成の変化
(1)職場と家で働く時間は過去20年間で夫、妻ともに1時間近く増加
(2)子どもの数がゼロ、一人の夫婦の割合が増加
3|男性の仕事と家庭の両立の状況
(1)低迷する育児休業取得率
(2)長時間労働が背景に
3――企業に求められる少子化対策
1|男性社員にも仕事と家庭の両立支援を
2|政治のリーダーシップを期待
4――むすびにかえて~家庭における男性の活躍推進で夫婦に余裕を~
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経歴
- 【職歴】
2002年 読売新聞大阪本社入社
2017年 ニッセイ基礎研究所入社
【委員活動】
2023年度~ 「次世代自動車産業研究会」幹事
2023年度 日本民間放送連盟賞近畿地区審査会審査員
公式SNSアカウント
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