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- 取締役会を刷新する-米国の動向を参考として
2018年03月30日
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■要旨
企業統治改革がなかなか進まない。経営者の心を強く後押しするのは、海外ライバル企業の動向という刺激だろう。本稿では、企業統治改革の検討において言及されることの少なかった米国の考え方や具体事例を参考に、日本企業への示唆を探る。
企業統治の要は言うまでもなく取締役会である。その実効性向上の起点は、取締役会をどのように構成するのかという「チーム作り」にある。米国をはじめとした海外企業では、取締役会構成の検討に際し、必要な素養や経験を識別した「スキルマトリックス」が活用されている。日本企業もそろそろ取締役会の全体と将来を見渡し、競争優位の観点から取締役会の組織デザインに着手する時期ではないだろうか。
■目次
1――納得しなければ人は動かない
2――米国の課題意識
3――取締役会評価の活用
4――「スキルマトリックス」の活用
5――日本の取締役会への示唆
企業統治改革がなかなか進まない。経営者の心を強く後押しするのは、海外ライバル企業の動向という刺激だろう。本稿では、企業統治改革の検討において言及されることの少なかった米国の考え方や具体事例を参考に、日本企業への示唆を探る。
企業統治の要は言うまでもなく取締役会である。その実効性向上の起点は、取締役会をどのように構成するのかという「チーム作り」にある。米国をはじめとした海外企業では、取締役会構成の検討に際し、必要な素養や経験を識別した「スキルマトリックス」が活用されている。日本企業もそろそろ取締役会の全体と将来を見渡し、競争優位の観点から取締役会の組織デザインに着手する時期ではないだろうか。
■目次
1――納得しなければ人は動かない
2――米国の課題意識
3――取締役会評価の活用
4――「スキルマトリックス」の活用
5――日本の取締役会への示唆
(2018年03月30日「基礎研レポート」)
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江木 聡
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