2018年03月23日

『SDGsウォッシュ』と言われないために~「SDGsの実装化」に向かう日本企業のグッド・プラクティス~

客員研究員   川村 雅彦

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■要旨
 
  • 2015年9月、国連においてSDGsが採択から2年半が経過した。この間、日本企業はSDGsに対してどのような取組をしてきたのであろうか?
     
  • 今ではあまり聞かなくなったが、「greenwash(グリーンウォッシュ)」という言葉がある。これは、企業が環境問題に本気で取り組む気もないのに、あたかも環境に配慮しているかのように見せかけることである。
     
  • 最近、欧米ではこれと同じ文脈で「SDGsウオッシュ」が使われるようになった。つまり、SDGsの本質と狙いを理解せず、本気でないにもかかわらず、表面的に自社の活動とSDGs目標を紐付けることをさす。
     
  • 紐付け自体は非難すべきことではないが、懸念されるのは、「カラフルな絵文字を貼り付けただけで、SDGsに取り組んだような気分になる」ことで、思考が先に進まないことである。ここで留まると、「SDGsウオッシュ」と言われかねない。
     
  • そこで、企業向けのSDGs導入指南書である「SDGコンパス」の要点を確認したうえで、日本企業のグッド・プラクティスを紹介する。

■目次

はじめに: 大事なことは “SDGsの紐付け” ではない !!
  【国連採択から2年半経過したSDGs】
  【「SDGsウオッシュ」って何?】
1――169のターゲットレベルで考えるSDGs
  【SDGs三部作とその狙い】
  【二極化する(?)日本企業のSDGsへの取組】
  【169のターゲットレベルで考えるべきSDGs】
2――「SDGコンパス」 によるSDGs導入の要点
  【SDGs導入の5ステップ】
  【SDGsのバリューチェーン・マッピング】
  【アウトサイド・イン・アプローチ】
3――「SDGs達成への貢献」 に向けた日本企業のグッド・プラクティス
  【SDGsにかかわるトップコミットメント】
  【バリューチェーンにおけるSDGsマッピング】
  【SDGsの169ターゲットレベルでの関連付け】
  【SDGsを価値創造プロセスやマテリアリティに反映】
おわりに: 問われるのは 「SDGs達成への貢献」 に対する本気度
  【「SDGsウオッシュ」を脱してサステナビリティ戦略へ】
  【既存の事業や活動のSDGs紐付けが目的ではない!】
  【目標設定の「意欲度」が問われる】
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