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2017年09月07日
使用年数が長期化する電化製品-買い控えはもったいない!?
基礎研REPORT(冊子版)9月号
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物価とは、純粋な物の値段の動きを把握するために、対象品目の機能や規格、容量を定めて毎月同じ商品を調査している。ただ、技術進歩によってより高機能の新商品が次々と登場する電化製品などは、調査商品を頻繁に入れ替える必要があり、その際に性能や品質が向上した分は、物価が下落したとみなしている。
わが家の洗濯機は買って1年目だ。家族が増えて9年ぶりに買い替えた。その際、情報収集をして初めて気付いたが、今の洗濯機はより少ない水量と時間で洗えるように進化していた。洗濯物は増えたが、買い替えたことによって水道使用量は却って減った(洗剤の使用量も減った)うえに時短になったのには驚いた。図表2によれば、約10年で洗濯機の物価指数は55%下落しており、10年前と同一価格の製品の性能は約2倍向上している。その性能差は使ってみると実感できるものだった。
まだ使えるのに買い替えるのはもったいないと感じるのは日本人の美徳かもしれない。ただ、性能の良い製品が次々と登場するなかで、同じ製品を長期間使用することも、ある意味もったいないと言える。時間のある時に家電量販店に足を運び、今使っている電化製品にない新機能、性能の向上した点を知ることも必要ではないだろうか。
1 なお、長期使用製品安全表示制度(2009年4月施行)により、エアコンや洗濯機等の一部製品には「設計上の標準使用期間」等の表示が義務付けられている。
(2017年09月07日「基礎研マンスリー」)
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白波瀨 康雄
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