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やっぱり返礼品が一番-ふるさと納税シリーズ(1)ふるさと納税に関する現況調査結果より
金融研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室・サステナビリティ投資推進室兼任 高岡 和佳子
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筆者がふるさと納税について興味を持ったのは2年前。その時は各地方自治体の受付実績の全容把握は困難であった為、市町村単位の分析はあきらめた。福井県ふるさと納税情報センターが公表する各都道府県の受付実績データを用いたが、全都道府県を網羅することはできなかった。それに対して、総務省が2016年6月に公表した「ふるさと納税に関する現況調査結果」は、当然ではあるが全地方自治体を対象としている。
全件調査結果である「ふるさと納税に関する現況調査結果」を拝見したところ、筆者のサンプリング調査による結論「寄附者の大多数は返礼品目当てである」と親和する内容であった。これぞ統計学の底力と喜び一入だ。だた、この喜びに共感していただける方は少ないであろうから、今回は「ふるさと納税に関する現況調査結果」のうち、筆者が注目した点を紹介する。
■目次
1――はじめに
2――受入額が増えた理由は返礼品の充実が第一位
3――返礼品を送付する地方自治体は9割以上
4――返礼品の平均還元率は40%強
5――ふるさと納税制度の実質予算は年間764億円
(2016年07月22日「基礎研レター」)
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03-3512-1851
- 【職歴】
1999年 日本生命保険相互会社入社
2006年 ニッセイ基礎研究所へ
2017年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
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