- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- >
- 運用リスク管理 >
- 通貨スワップ市場がもたらす外貨投資インセンティブの非対称性
通貨スワップ市場がもたらす外貨投資インセンティブの非対称性
金融研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任 福本 勇樹
このレポートの関連カテゴリ
■要旨
日本の金利市場において金利低下が進んでいることから、本邦投資家が利回り確保のために外国債券へのアロケーションを増やすといった外貨投資に関する話題を聞くことが多くなっている。一方で、海外投資家による日本国債の保有残高がここ数年増加傾向にある。本邦投資家が利回り確保の観点で円建て資産への投資に対して悲観的になっている中で、海外投資家は日本国債に対してどのようなインセンティブを感じ、その保有額を増加させているのであろうか。本稿では、ここ数年の通貨スワップ市場の環境から、外貨を保有する投資家にとって対円投資のインセンティブが相対的に高まっている点について紹介する。また、それとは対照的に、円を保有する投資家が外貨投資を行う際に、内外金利差に起因するヘッジコストだけではなく、通貨スワップ取引等のスキームを活用することによる追加的なコストについても無視できない点についても紹介する。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1848
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年04月16日
ドイツの民間医療保険及び民間医療保険会社の状況(2)-2019年結果- -
2021年04月16日
「名古屋オフィス市場」の現況と見通し(2021年) -
2021年04月15日
さくらレポート(2021年4月)~多くの地域で持ち直しているとの認識が維持されるも、一部地域は景気判断を引き下げ -
2021年04月15日
国民負担率は過去最高-高齢化を背景に、今後もさらに上昇するか? -
2021年04月15日
民間銀行が発行する紙幣
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年04月12日
News Release
-
2021年04月02日
News Release
-
2021年01月21日
News Release
【通貨スワップ市場がもたらす外貨投資インセンティブの非対称性】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
通貨スワップ市場がもたらす外貨投資インセンティブの非対称性のレポート Topへ