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イギリスの個人年金の改定-ドローダウン新商品の開発は進むか?
保険研究部 主席研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 篠原 拓也
【要旨】
本稿は、保険制度・商品に興味のある方々に向けて、イギリスの個人年金の、最近の動向を紹介するもので、特に予備知識を要しない内容としている。
現在、イギリスの年金制度は公的年金、民間年金とも、変革期に差し掛かっている。個人年金分野では、政府が2014年予算の中で、税制の変更を通じて、受取方法の自在性を向上し、個人年金を改革することを発表した。これにより、従来のアニュイティーから、収益性の低いドローダウンへと移行し、生保会社の経営に大きな影響が生じるものと考えられている。
近年、低金利が続いている日本では、貯蓄型商品の魅力維持を通じて、加入者に老後生活資金の安心を提供することに向けて、生保各社が懸命に知恵を絞っている。その際、イギリスの動向やそれに伴う新商品開発には、参考にすべき点が多くあるものと思われる。今後もその動向には、注意が必要と考えられる。

03-3512-1823
(2014年08月12日「保険・年金フォーカス」)
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