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欧米生保市場定点観測(3)アメリカの新生命表検討の動向-新生命表は、予定通りに作成されるのか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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【要旨】
アメリカでは、アクチュアリー会にて新生命表の作成が検討されている。現在、経験データを補整・補外した生命表と、これに規制上必要なマージンを上乗せして調整した生命表の作成が進められている。これまでに、従来よりも多くの会社が経験データを提供しており、これに様々な調整を施しつつ補整・補外の細部検討が行われている。マージンについても、その目的に応じた検討が行われている。
これまでアメリカでは、マージンを上乗せして調整した生命表の改定は約20年ごとに行われてきている。今回の2014年の改定は、当初の改定時期を後ろ倒しして現在に至っており、今後、予定通りに改定作業が進むかどうかは不明だが、その動向には引き続き注目する必要があると考えられる。
(2014年06月10日「保険・年金フォーカス」)
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保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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