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- 欧州経済見通し-問題解決には時間がかかるが、新たな対策で拡大一辺倒の流れには歯止め-
2012年09月10日
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- ユーロ圏経済は市場の緊張が高まった4~6月期に前期比マイナス0.2%と落ち込んだ。7~9月期は牽引役のドイツもマイナス成長となる可能性が高まっている。
- ユーロ危機への対応では、EUとしての共通財源を活用した成長戦略の展開、ECBによる新たな国債買い入れプログラム・OMTの立ち上げ、統合を深め、ユーロの制度を強化するための工程表作りといった新たな動きが出始めている。
- ユーロ制度の欠陥も含めた問題の解決には時間が掛かるが、一連の対策と危機国の改革が相乗効果を上げることができれば、拡大一辺倒というユーロ危機の流れに歯止めがかかろう。年間の成長率は、2012年はマイナス0.4%、2013年は0.4%と予測する。
- イギリス経済は4~6月期まで3四半期連続のマイナス成長となっており、BOEは7月に量的緩和を再開した。2013年にかけての回復ペースも、ユーロ危機や英国内の財政緊縮の影響で抑えられる見込みであり、BOEの非常時モードの政策は続く見通しだ。
(2012年09月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- ・ 1987年 日本興業銀行入行
・ 2001年 ニッセイ基礎研究所入社
・ 2023年7月から現職
・ 2015~2024年度 早稲田大学商学学術院非常勤講師
・ 2017年度~ 日本EU学会理事
・ 2017~2024年度 日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
・ 2020~2022年度 日本国際フォーラム「米中覇権競争とインド太平洋地経学」、
「欧州政策パネル」メンバー
・ 2022~2024年度 Discuss Japan編集委員
・ 2022年5月~ ジェトロ情報媒体に対する外部評価委員会委員
・ 2023年11月~ 経済産業省 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 委員
・ 2024年10月~ 雑誌『外交』編集委員
・ 2025年5月~ 経団連総合政策研究所特任研究主幹
伊藤 さゆりのレポート
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