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欧州経済見通し-問題解決には時間がかかるが、新たな対策で拡大一辺倒の流れには歯止め-
経済研究部 研究理事 伊藤 さゆり
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- ユーロ圏経済は市場の緊張が高まった4~6月期に前期比マイナス0.2%と落ち込んだ。7~9月期は牽引役のドイツもマイナス成長となる可能性が高まっている。
- ユーロ危機への対応では、EUとしての共通財源を活用した成長戦略の展開、ECBによる新たな国債買い入れプログラム・OMTの立ち上げ、統合を深め、ユーロの制度を強化するための工程表作りといった新たな動きが出始めている。
- ユーロ制度の欠陥も含めた問題の解決には時間が掛かるが、一連の対策と危機国の改革が相乗効果を上げることができれば、拡大一辺倒というユーロ危機の流れに歯止めがかかろう。年間の成長率は、2012年はマイナス0.4%、2013年は0.4%と予測する。
- イギリス経済は4~6月期まで3四半期連続のマイナス成長となっており、BOEは7月に量的緩和を再開した。2013年にかけての回復ペースも、ユーロ危機や英国内の財政緊縮の影響で抑えられる見込みであり、BOEの非常時モードの政策は続く見通しだ。
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03-3512-1832
(2012年09月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
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