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日銀展望レポート(4/30):09年度実質GDP予想は政府見通しよりも楽観的、物価は2年連続のデフレを予想
総合政策研究部 研究理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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■見出し
・足元大幅修正だが、先行き回復シナリオは堅持
・実質GDP予想 09年度は政府見通し(▲3.3%)よりも楽観的
・CPI予想 2年連続のデフレ予想
・今後の政策運営
■introduction
4月30日に今後2年間の経済見通しと金融政策の方向性を示す「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」が公表された(図表1)。
最近白川総裁は、足元の状況は1月の中間評価に比べ景気は「下振れて推移してきている」と述べていた。今回の展望レポートではその点を素直に反映し、1月見通しから実質GDP、消費者物価とも09・10年度とも下方修正している。
先行きの見通しについては、在庫調整が進み、生産の下げ止まりが見え始めていること、中国向けを中心に輸出の下げ止まりが見られる、ことに加え各国の経済政策の効果も見込めることから従来の「09年度後半からの回復シナリオ」は維持している。
ただし、回復のペースについては、海外経済の弱さや、内需も企業部門から家計部門へのしわ寄せが今後本格化するとの見通しから、極めて弱い成長を余儀なくされるとの見方のようだ。
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