- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融政策・市場の動き(7月)~相場反転のシナリオ描けず
金融政策・市場の動き(7月)~相場反転のシナリオ描けず
総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
このレポートの関連カテゴリ
- 資源・食糧の高騰というインフレの波が各国経済を蝕んでいる。「米国経済悪化・信用不安→ドル安→原油高→インフレ→世界経済の下押し→米国経済悪化・信用不安」という負の連鎖が強固な動きとなり、「相場転換のシナリオ」が描けにくくなっている。
- 短観(6月調査)では、資源高などの影響を受け、急速に企業の収益力が弱っていることが示された。全体の状況は「景気後退」入りといってもおかしくない。しかし、一方で価格判断DIはオイルショックの水準まで達するなどインフレリスクの高さも示されている。日銀は両リスクを睨みながら現状維持を続けざるを得ない。
- (長期金利)当面インフレと景気悪化・信用不安という方向性の見極めがつかず、ボラティリティーの高い展開を予想する。
- (為替)FRBの利下げが休止となったが、足元信用不安が再び高まり、さらに米景気対策効果が一巡し始める今秋以降の景気腰折れ懸念が高まっていることでドルの切り返しは限定的にとどまる。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1837
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年06月30日
韓国政府、出生率改善のために育児休業制度を拡大-「パパ育児休業ボーナス制度」と「3+3親育児休業制度」の効果は?- -
2022年06月30日
生物多様性とは-生物多様性を巡る動向及び持続可能な開発目標(SDGs)との関係 -
2022年06月30日
組織スラック型経営vsリーン型偏重経営(1)-自動車産業など製造業でのBCP視点 -
2022年06月30日
コロナ禍を契機に伸び始めた米国の個人生命保険販売-2021年は過去30年超で最大の新契約増加率-生命保険契約税制の変更も促進要因 -
2022年06月30日
新型コロナ感染症拡大によって、結婚したいと感じた理由
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年06月28日
News Release
-
2022年05月17日
News Release
-
2022年04月21日
News Release
【金融政策・市場の動き(7月)~相場反転のシナリオ描けず】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融政策・市場の動き(7月)~相場反転のシナリオ描けずのレポート Topへ