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金融政策・市場の動き(7月)~相場反転のシナリオ描けず
総合政策研究部 研究理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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- 資源・食糧の高騰というインフレの波が各国経済を蝕んでいる。「米国経済悪化・信用不安→ドル安→原油高→インフレ→世界経済の下押し→米国経済悪化・信用不安」という負の連鎖が強固な動きとなり、「相場転換のシナリオ」が描けにくくなっている。
- 短観(6月調査)では、資源高などの影響を受け、急速に企業の収益力が弱っていることが示された。全体の状況は「景気後退」入りといってもおかしくない。しかし、一方で価格判断DIはオイルショックの水準まで達するなどインフレリスクの高さも示されている。日銀は両リスクを睨みながら現状維持を続けざるを得ない。
- (長期金利)当面インフレと景気悪化・信用不安という方向性の見極めがつかず、ボラティリティーの高い展開を予想する。
- (為替)FRBの利下げが休止となったが、足元信用不安が再び高まり、さらに米景気対策効果が一巡し始める今秋以降の景気腰折れ懸念が高まっていることでドルの切り返しは限定的にとどまる。
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