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- 2007年度は後半持ち直し~2次QE後経済見通し
2006年12月12日
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- 7-9月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.2%(年率0.8%)となり、11月発表の1次速報(前期比0.5%、年率2.0%)から大幅に下方修正された。また2005年度の実質経済成長率も、3.3%から2.4%に下方修正されている。
- 設備投資は、収益好調を背景に企業の意欲が堅調なことから、7-9月期は伸びが鈍化したが増加基調は続くだろう。消費は、所得の伸びが低迷しているために回復が遅れているが、10-12月期は冬のボーナスの増加に加えて7-9月期のマイナスの反動もあって増加するだろう。2006年度の実質経済成長率は、1.8%と見込まれる。
- 米国経済の減速から、2007年度前半にかけて日本の景気はもたついたものとなるが、利下げによって米国経済の成長が回復すると、日本の輸出や設備投資の伸びが再び高まり、景気は持ち直すだろう。2007年度の実質経済成長率は1.6%と予想される。
(2006年12月12日「Weekly エコノミスト・レター」)
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