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株式と債券の相関が実際にマイナスなら、金利上昇局面では、債券の下落分以上に年金負債が減少し、積立比率が好転するのに加え、株価上昇がそれに拍車をかけるので、金利上昇リスクへの備えは万全のようにも思える。しかし、急激に高まるインフレ懸念に起因する「悪い金利上昇」シナリオにも留意し、インフレ対応資産を本格検討すべき時期が到来しつつある。
(2006年05月01日「ニッセイ年金ストラテジー」)
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佐々木 進
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