- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 転機迎える量的緩和政策~2次QE後経済見通し
2005年03月16日
- 3月14日発表の10-12月期のGDP(2次速報)では、実質成長率が前期比0.1%とプラスになり、2月に発表された1次速報値から上方に修正された。しかし、設備投資は下方修正されており、成長率が高まったのは在庫の増加を主因とするものであるなど、内容は良いものとは言えない。
- 2001年に始まった量的緩和政策によって日銀当座預金残高は30兆円を超える水準にまで拡大してきた。しかし量的緩和政策は転機を迎えようとしている。4月からのペイオフ全面解禁を乗り切れば、銀行の資金需要が減少してますます現在の水準を維持することは難しくなるだろう。資金需要の減少幅が大きければ、日銀は当座預金残高に代わる新たな金融緩和の枠組みを模索する必要に迫られる可能性もある。
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月30日
今週のレポート・コラムまとめ【4/23-4/26発行分】 -
2024年04月26日
ドイツの産業空洞化リスク-グローバル化逆回転はドイツへの逆風、日本への追い風か?- -
2024年04月26日
米GDP(24年1-3月期)-前期比年率+1.6%と前期から低下、市場予想の+2.5%も大幅に下回る -
2024年04月26日
滞留するふるさと納税 -
2024年04月26日
EUのDMA関連調査開始決定-GAFAそれぞれの問題を指摘
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【転機迎える量的緩和政策~2次QE後経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
転機迎える量的緩和政策~2次QE後経済見通しのレポート Topへ