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- 大規模介入が支える景気回復~二次QE後経済見通し
2004年03月12日
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- 10-12月期GDP(二次速報)は一次速報から0.1%の下方修正となったが、この原因となった在庫の減少は、好調な出荷に支えられたものであり、景気回復速度の速さを示すものである。
- 2003年は約20兆円、2004年に入ってからは2ヶ月間だけで10兆円もの介入が実施され、円は110円台に下落した。介入に国内の制約はないが、大統領選挙を控えた米国やユーロ高の影響が見られる欧州からの批判がいずれ高まり、限界を迎えるだろう。
- 3月10日発表の10-12月期GDP第二次速報をもとに、2月24日発表の2004年度改定経済見通しを微修正した。2003年度の実質成長率は2.9%、名目成長率は0.3%と見込まれる。2004年度は実質成長率は2.2%、名目成長率は0.1%となるだろう。
(2004年03月12日「Weekly エコノミスト・レター」)
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