- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 福井新総裁を迎える難局~二次QE後見通し
2003年03月14日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<暴風雨の中の船出:2003年度は0.4%成長>
- 年度末を控えて株価が大幅に下落し、イラク情勢の緊迫でドルの下落や世界的な株価の下落が懸念されるなど、金融情勢は緊迫している。福井氏は20日に日銀の新総裁に就任する予定だが、暴風雨の中の船出となりいきなり難局に直面することになる。
- 繰り返される金融危機回避のためには銀行保有株の制限による株式売却圧力を緩和することが必要である。デフレからの脱却には金融と財政の両方の政策が必要である。
- 3月11日発表のGDP第二次速報(二次QE)をもとに、2月に発表した2003年度改定経済見通しを微修正した。実質経済成長率は2002年度の1.7%から2003年度は0.4%に減速すると予想される。物価の下落が続き名目では、2002年度▲0.5%、2003年度▲1.1%とマイナス成長が続くだろう。
(2003年03月14日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
櫨(はじ) 浩一のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2020/03/06 | 不安の時代ー過剰な貯蓄を回避する保険の意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
| 2020/02/27 | MMTを考える | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研レポート |
| 2020/02/07 | 令和の日本経済はどうなるか-経済予測の限界と意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
| 2020/01/31 | 不安の時代~過剰な貯蓄を回避する保険の意義~ | 櫨(はじ) 浩一 | エコノミストの眼 |
新着記事
-
2025年11月20日
持続可能なESGを求めて-目標と手段とを取り違えないこと -
2025年11月20日
「ラブブ」とは何だったのか-SNS発の流行から考える“リキッド消費” -
2025年11月19日
1ドル155円を突破、ぶり返す円安の行方~マーケット・カルテ12月号 -
2025年11月19日
年金額改定の本来の意義は実質的な価値の維持-年金額改定の意義と2026年度以降の見通し(1) -
2025年11月19日
日本プロ野球の監督とMLBのマネージャー~訳語が仕事を変えたかもしれない~
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【福井新総裁を迎える難局~二次QE後見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
福井新総裁を迎える難局~二次QE後見通しのレポート Topへ











