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- 2003年度経済見通し:短命に終る回復
2002年11月19日
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- 日本経済は外需主導で緩やかに回復してきたものの、輸出の息切れのため設備投資の本格的な回復に至らずに景気はピークを迎える可能性が高い。
- 2002年度の経済成長率は実質1.0%となるものの、不良債権処理のデフレ圧力増大も加わって景気は後退に向かい、2003年度には0.1%成長に減速するだろう。物価の下落基調が続き、名目成長率は2002年度▲0.6%、2003年度は▲1.2%とマイナス成長が続くと予測する。
- 経済がスパイラル的な悪化に陥るのを防ぐために、今年度補正予算や来年度予算ではデフレ圧力の増加への対応が必要で、財政赤字の拡大はやむを得ない。
(2002年11月19日「Weekly エコノミスト・レター」)
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