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- ニッセイ為替インデックス/決算期末要因による円高は幻か?
<ニッセイ為替インデックス>
- 3月の為替インデックスは+1.7%と2月の-1.8%からプラス(円安サイン)に転じた。
- 為替インデックスは昨年末ころからゼロ近辺で推移しており、円高圧力と円安圧力が拮抗している状況にあると判断される。円ドル相場は当面日米経済双方の先行き懸念を背景に方向感を欠く展開が予想され、110円台後半でのボックス圏の推移となろう。
<今週の焦点:決算期末要因による円高は幻か?>
- 「決算期末要因が円高をもたらす」という指摘が見受けられるが、円ドルレートの時系列データの分析からはこの指摘に否定的な結果が得られた。
- 中期的な変動を取り除くと、円相場は3月にかけてむしろ円安に振れる傾向が見られる。
(2001年03月02日「Weekly エコノミスト・レター」)
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岡田 章昌
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