2016年12月27日

マレーシア・ジョホールバルの住宅市場~供給過剰のイスカンダル計画にさらなる巨大プロジェクトが追加~

  増宮 守

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■要旨
 
  • マレーシアのジョホールバルで、経済特区を有する大規模複合都市開発を進めているイスカンダル計画は、世界の注目を集めた2006年の始動から10年を経ている。
     
  • ジョホールバルの住宅投資は、多くの投資家に短期間でかなりの売却益を与えていたものの、価格上昇が一巡した後は、供給過剰と賃貸需要の不足により、収益性を期待できない状況になっている。さらに、新たな巨大プロジェクトの始動により、ジョホールバルの住宅需給に対する懸念は一層強まっている。ただし、安定したインカムゲインを見込む健全な不動産投資とはいえないジョホールバルの住宅投資も、自己居住を視野に入れた場合は検討の余地がある。
     
  • 今後もエリアの発展に対する期待は大きいものの、需給調整や開発主体の信用力低下などにより、開発プロジェクトが延期および変更される可能性があり、注意深くフォローする必要がある。

■目次

1.はじめに
2.イスカンダル計画の概要
3.不動産投資ブームと需給懸念
4.さらなる巨大プロジェクトの始動
5.中国資本による積極投資
6.シンガポールのベッドタウンとしてのジョホールバル
7.おわりに
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増宮 守

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