2016年10月21日

ESG投資と統合思考のために-「サステナビリティのメガトレンド」を背景にビジネス・パラダイムの大転換

  川村 雅彦

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■目次

はじめに:2015年、人類文明は「分水嶺」を越えた
1――2015年のパラダイム大転換にかかわる動き
  1|2015年のサステナビリティにかかわる主要な世界の動き
   (1)2030年の持続可能な地球社会をめざす「SDGs」
   (2)CO2削減の超長期目標に合意した「パリ協定」
   (3)FSB (金融安定理事会)が設置した「TCFD」
   (4)サプライチェーンを対象とする英国「現代奴隷法」
   (5)ローマ教皇が地球保全を呼びかけた「ラウダート・シ」
   (6)受託者責任の解釈を変えた「エリサ法」
  2|2015年の日本の動き
   (1)GPIFの「国連責任投資原則」への署名
   (2)生き残り戦略たる「トヨタ環境ビジョン2050」

コラム1:カーボン・プライシング(炭素価格制度) Carbon Pricing
コラム2:モントリオール・カーボン・プレッジ Montreal Carbon Pledge
コラム3:フィデューシャリー・デューティー Fiduciary Duty
コラム4:グリーンボンド Green Bond

2――ESG投資は「統合思考」を求める
  1|SRIからESG投資への進化
   (1)1920年代の初期の倫理投資
   (2)1960年代の社会運動としてのSRI
   (3)1990年代から財務・非財務の両面評価
   (4)2010年代には投資自体の環境的・社会的影響にも配慮
  2|機関投資家の変化
   (1)座礁資産とダイベストメント(投資撤収)
    【2℃ターゲットと450シナリオ、カーボン・バジェット】
    【燃やせない炭素:座礁資産】
    【ダイベストメント:炭素依存度の高い資産からの投資回避】
   (2)銀行のBIS規制と気候変動リスク
   (3)短期主義からの脱却:機関投資家の迷い?
  3|「責任ある投資」とESG投資
  4|投資家に役に立つESG情報と統合思考
   (1)IIRCの求める統合思考
   (2)丁寧に説明すべき統合思考の8項目
   (3)逆算経営の連立方程式
    【Sustainability Context (持続可能性の文脈) 原則】
    【メガトレンドを予測する】
おわりに:「2050年の世界」はどのようなものか?

川村 雅彦

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