- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 長期的な経済成長期待から注目されるベトナム不動産市場
<要旨>
- ベトナムは、国民の平均年齢が低く、国土や人口の規模に対する経済規模が小さいなど、長期的に経済成長の余地が大きい。しかし、リーマンショック以降、アジア各国が早期の高成長回帰を実現する中、高いインフレ率に悩むベトナムの経済成長は相対的に鈍化してきた。
- ベトナムの不動産市場は、景気減速に伴い多数の開発計画が延期されるなど低迷している。賃貸オフィス市場も振るわず、他のアジア諸都市に対する割高感もあって賃料下落が続いている。
- 日本企業は、ベトナムの景気減速にもかかわらず、製造コストの低さや市場としての可能性を評価し、事業進出を加速している。不動産市場においても、韓国企業との競争のなか、日本企業の進出増加がみられる。長期の経済成長期待を背景に、住宅市場やオフィス市場の拡大が見込まれ、プライムビルの開発や取得といった事業機会も少なくないとみられる。今後も、日本企業を含む海外企業によるベトナム不動産市場への進出増加が見込まれる。
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
研究・専門分野
(2013年06月24日「不動産投資レポート」)
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月15日
国内株式の逆張り投資は健在~2024年4月の投信動向~ -
2024年05月15日
SNSの「なりすましアカウント」に関する一考察 -
2024年05月15日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for April 2024 -
2024年05月15日
英国雇用関連統計(24年4月)-賃金上昇圧力は根強い -
2024年05月14日
インド消費者物価(24年4月)~4月のCPI上昇率は僅かに低下、11カ月ぶりの水準に
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【長期的な経済成長期待から注目されるベトナム不動産市場】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
長期的な経済成長期待から注目されるベトナム不動産市場のレポート Topへ