2011年04月26日

米3月住宅販売は、新築・中古販売とも前月比増加に

  土肥原 晋

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■見出し

・3月新築一戸建て住宅販売は、年率30万戸と前月比11.1%増:新築一戸建て住宅販売の動向
・3月中古住宅販売戸数は、年率510万戸と前月から3.7%増:中古住宅販売の動向

■introduction

米国の3月の住宅販売は、新築一戸建て販売、中古販売がともに前月比で増加を見せた。中古販売では取引の4割に昇る差し押さえ処分物件等が価格低下を促し販売増に繫がったと思われる。もっとも、前年比ではいずれもマイナスが続いており、特に新築販売では11ヵ月連続減と落ち込みが深い。住宅販売市場では、歴史的な低金利水準、住宅価格低下、等により購入余裕度指数が上昇する一方、高失業率等を背景とした延滞・差し押さえ物件が、需給・価格の両面で販売市場を圧迫する構図が続いている。景気が回復基調を見せる中、「米経済にとって住宅市場が最大の足かせ」(4/20オバマ大統領)とも言われているが、借り入れ基準の引き締めや、失業率の高止まりが続く間は、住宅市場の底這い的な動きが持続しそうである。

土肥原 晋

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