- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 不動産投資市場の現状と見通し ~ 日本を迂回する海外マネーと市場均衡崩壊リスク ~
■見出し
1. 最悪期を脱した地価下落と景況感悪化
2. 不動産価格の大幅な下落
3. 不動産投資市場の現状と見通し
おわりに
■introduction
2008年9月のリーマンショック以降、不動産投資市況の悪化は予想を上回るものだった。特に、世界的な景気後退による実体経済の大幅な悪化1が、それまで比較的堅調に推移してきた賃貸不動産市況を急速に冷やした結果、収益が減少する一方でリスクプレミアムが上昇し、デット調達環境の一層の悪化も重なって、2年前までファンドブームに沸いていた不動産投資市場の様相は一変した。
最近は、不動産投資市場においても、ようやく悲観一色が若干和らいだ感がある。しかし、政府のデフレ宣言にみられるように、先行きの不透明感は拭えず、今後、市場が本格的に回復するかについては予断を許さない。以下、不動産投資市場の現状と今後の見通しについてみてみたい。
このレポートの関連カテゴリ
松村 徹
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月02日
米FOMC(24年5月)-予想通り、6会合連続で政策金利を据え置き。量的引締めペースの減速を決定 -
2024年05月01日
ユーロ圏消費者物価(24年4月)-総合指数は横ばい、コア指数は低下 -
2024年05月01日
ユーロ圏GDP(2024年1-3月期)-前期比0.3%、プラス成長に転じる -
2024年05月01日
宿泊旅行統計調査2024年3月~物価高が逆風となり日本人延べ宿泊者数(前年比)は3ヵ月ぶりのマイナス~ -
2024年04月30日
ドイツのリースター年金改革案に思う-終身性と安定性なくして年金制度の手本たりうるか-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【不動産投資市場の現状と見通し ~ 日本を迂回する海外マネーと市場均衡崩壊リスク ~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
不動産投資市場の現状と見通し ~ 日本を迂回する海外マネーと市場均衡崩壊リスク ~のレポート Topへ