2009年10月30日

米7-9月期GDPは年率3.5%~5四半期ぶりのプラス転換でリセッション脱出が濃厚に

  土肥原 晋

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■見出し

・7-9月期GDPは、前期比年率3.5%とリセッション脱出へ:GDP速報値の概要
・各需要項目とも全般的には回復方向への動きを強める展開:需要項目別の動向
・時間を要する個人消費の本格回復~高成長の持続は疑問

■introduction

米商務省が10月29日に発表した7-9月期実質GDP(速報値)は、3.5%(前期比年率:以下も同じ)と、直前の市場予想(同3.2%)を上回り、5四半期ぶりのプラス成長となった。
今年に入ってからの米国の成長率は、1-3月期に前期比年率▲6.4%と27年ぶりの大幅な落ち込みを見せた後、4-6月期には同▲0.7%とマイナス幅を縮小したが、1947年以来の現行統計では初めての4四半期連続のマイナス成長を記録していた。今後、全米経済研究所(NBER)の景気判定を待つこととなるが、7-9月期成長率のプラス転換により、2007年12月以来、1年半に及ぶ戦後最長のリセッションにも終止符が打たれることとなりそうである。

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