2007年04月25日

貿易統計07年3月~1-3月期の外需寄与度は明確なプラスに

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・貿易収支は5ヵ月連続で改善
・米国、EU向けの輸出が低調
・1-3月期の外需寄与度は明確なプラスに

■introduction

財務省が4月25日に公表した貿易統計によると、3月の貿易黒字は16,335億円(前年比73.9%)となり、事前の市場予想(ロイター集計:13,458億円、当社予想は15,279億円)を大きく上回った。貿易収支は5ヵ月連続で前年よりも改善した。
輸出数量は前年比0.0%と横ばいにとどまったが、輸出価格が前年比10.2%と高い伸びとなったことから、輸出額が前年比10.2%(2月:同9.7%)となる一方、輸入数量が前年比▲6.8%(2月:同7.9%)と大きく落ち込んだことから輸入額は前年比0.0%(2月:同10.1%)と伸びが大きく鈍化した
輸出の内訳を見ると、自動車(前年比15.1%)、非鉄金属(同29.8%)、化学製品(同13.6%)などが高い伸びとなった。IT関連品目では、半導体電子部品(前年比16.9%)、通信機(同90.4%)が高い伸びとなる一方、科学光学機器(同▲25.8%)、コンピューター(同▲1.8%)は減少するなどまだら模様となったが、IT関連全体では堅調を維持した。輸入は、化学製品(前年比13.7%)は増加したが、鉱物性燃料(同▲5.2%)、一般機械(同▲6.4%)が減少した。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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