2022年09月28日

配偶者のいる女性は、テレワークで生産性の低下を感じた傾向-テレワークで生産性が上がった人/下がった人(3)-

保険研究部 准主任研究員 岩﨑 敬子

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■要旨

本稿を含めて全8回の基礎研レターでは、2022年3月にニッセイ基礎研究所が独自に行ったアンケート調査のデータを用いて、テレワーク拡大によってどのような人は生産性が高まったと感じ、どのような人は生産性が下がったと感じたのかを分析した結果を紹介していく。本稿ではそのうち、第3回として、性別による違いに注目した分析結果を紹介する。結果を先取りしてお伝えすれば、同居の配偶者・パートナーがいる女性は、テレワークによって、生産性が低下したと感じた人の割合が大きかった。

■目次

1――はじめに
2――同居の配偶者・パートナーがいる女性は、生産性が低下したと感じた人の割合が大きい
3――年収300~700万円未満の女性の間で特に、同居の配偶者がいると生産性が低下した人が多い
4――おわりに
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保険研究部   准主任研究員

岩﨑 敬子 (いわさき けいこ)

研究・専門分野
応用ミクロ計量経済学・行動経済学 

経歴
  • 【職歴】
     2010年 株式会社 三井住友銀行
     2015年 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
     2018年 ニッセイ基礎研究所 研究員
     2021年7月より現職

    【加入団体等】
     日本経済学会、行動経済学会、人間の安全保障学会
     博士(国際貢献、東京大学)
     2022年 東北学院大学非常勤講師
     2020年 茨城大学非常勤講師

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レポート紹介

【配偶者のいる女性は、テレワークで生産性の低下を感じた傾向-テレワークで生産性が上がった人/下がった人(3)-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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