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- 住宅市場好調、オフィス空室率上昇。REIT指数は8カ月続伸-不動産クォータリー・レビュー2021年第2四半期
2021年08月13日
■要旨
- 国内景気は消費の低迷が長期化し停滞色が強まっている。
- 2021年4-6月期の実質GDP(8/16公表予定)は、前期比+0.4%(年率+1.5%)のプラス成長になったと推計される。住宅市場は需要の高まりを受けて在庫数が減少するなか価格が上昇している。2021年4-6月期の新設住宅着工戸数は前年同期比+8.1%増加、首都圏のマンション新規発売戸数は+151.9%増加、中古マンションの成約件数は+55.4%増加した。地価は下落地区が減少している。
- オフィス賃貸市場は、東京のオフィス空室率が6%を超えた。東京23区のマンション賃料は上昇基調が弱まり横ばいとなっている。2021年4-6月累計の延べ宿泊者数はコロナ禍以前の2019年対比で▲57.7%減少した。物流賃貸市場は、首都圏・近畿圏ともに空室率が1%台で推移し需給環境は良好である。
- 2021年第2四半期の東証REIT指数は+6.8%上昇し、8カ月連続で上昇した。
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経歴
- 【職歴】
2000年 東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行
2006年 総合不動産会社に入社
2018年5月より現職
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
・不動産証券化協会認定マスター
・日本証券アナリスト協会検定会員
・2022年、2023年 兵庫県都市計画審議会専門委員
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