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オルタナティブデータで見るオフィス出社率の国別比較-日本は低い感染リスクを考慮してもオフィス出社率が高い
金融研究部 主任研究員 佐久間 誠
- オフィス市況の長期的な見通しについては、依然として不確実性が高く、アフターコロナの世界において、オフィスとオフィス以外での勤務割合(オフィス出社率)が、どのような水準に落ち着くかが重要である。
- Googleの提供するオルタナティブデータをもとに主要先進国のオフィス出社率の動向を確認すると、(1)日本のオフィス出社率が主要先進国と比較して高いこと、(2)その背景には低いコロナ感染リスクに加えて、日本の固有要因があること、(3)コロナ感染リスクに対するオフィス出社率の感応度が低下していること、が示唆される。
■目次
1――オフィス市況の長期的な見通しを左右するオフィス出社率
2――オルタナティブデータで見る主要先進国のオフィス出社率の動向
3――おわりに
参考――主要先進国の新型コロナウイルスのチャート集
03-3512-1778
- 【職歴】 2006年4月 住友信託銀行(現 三井住友信託銀行) 2013年10月 国際石油開発帝石(現 INPEX) 2015年9月 ニッセイ基礎研究所 2019年1月 ラサール不動産投資顧問 2020年5月 ニッセイ基礎研究所 2022年7月より現職 【加入団体等】 ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター ・日本証券アナリスト協会検定会員
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