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2025年08月08日

中国、3歳まで育児手当支給へ

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 片山 ゆき

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■要旨

中国政府は、満3歳までの子ども1人につき年3,600元(約74,000円)の育児手当を支給する。子育て世帯の経済的な負担を軽減し、少子化の抑制、消費拡大を企図している。ただし、給付期間が短く、給付額も限定的であり、実質的な負担軽減には課題が残されている。

■目次

1――3歳まで毎年3,600元、第3子まで受給が可能に
2――育児手当をすでに実施している地域では継続も可能
3――今後の課題

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年08月08日「基礎研レター」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき (かたやま ゆき)

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴
  • 【職歴】
     2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
     (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了、博士(学術)) 【社外委員等】
     ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
     (2019~2020年度・2023年度~)
     ・金融庁 中国金融研究会委員(2024年度~)
     ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
     ・千葉大学客員教授(2024年度~)
     ・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
     日本保険学会、社会政策学会、他

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