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2025年05月13日

ギグワーカーの社会保険適用問題-もう1つの”労災保険”の出現

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 片山 ゆき

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■要旨

中国では、2022年からギグワーカー向けに新たな労災保険制度「職業傷害保障」の適用が開始されている。北京市や上海市を含む7地域と、7つのプラットフォーマーを対象にパイロット事業として実施され、2025年3月時点での加入者数は1,104万人に達した。

■目次

はじめに
1――ギグワーカーと社会保険
2――もう1つの“労災保険”の出現
3――行政と民間保険会社のPPP(Public Private Partnership)による運営も可能に
4――今後の課題と展望

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年05月13日「基礎研レター」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき (かたやま ゆき)

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴
  • 【職歴】
     2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
     (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
     ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
     (2019~2020年度・2023年度~)
     ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
     ・千葉大学客員教授(2024年度~)
     ・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
     日本保険学会、社会政策学会、他
     博士(学術)

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レポート紹介

【ギグワーカーの社会保険適用問題-もう1つの”労災保険”の出現】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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