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- 中国の社会保障財政(2023年)
2024年12月04日
■要旨
中国では少子高齢化が進展するとともに、社会保障に関する経費が増大している。既存の年金、医療保険制度などの経費に加えて、今後は介護保険制度や子育て・少子化対策の財政問題が待ち受けている。
■目次
1――社会保障に関する経費が6兆元を突破、国の財政支出の2割を占める
2――2023年は新型コロナ関連の支出は縮小。准公務員向けの年金支出、就業補助・企業改革補助
など雇用・企業への支出は継続
3――年金において、制度ごとの収支は黒字でも地域ごとでは東北三省が厳しい状況。年金給付は
地域間の財源の移転が奏功
4――都市の非就労者・農村住民が加入する公的医療保険の加入者が減少傾向。政府は否定する
ものの、脱退者・非加入者は増加傾向の模様
5――今後待ち受ける介護保険制度、子育て・少子化対策の財政問題
中国では少子高齢化が進展するとともに、社会保障に関する経費が増大している。既存の年金、医療保険制度などの経費に加えて、今後は介護保険制度や子育て・少子化対策の財政問題が待ち受けている。
■目次
1――社会保障に関する経費が6兆元を突破、国の財政支出の2割を占める
2――2023年は新型コロナ関連の支出は縮小。准公務員向けの年金支出、就業補助・企業改革補助
など雇用・企業への支出は継続
3――年金において、制度ごとの収支は黒字でも地域ごとでは東北三省が厳しい状況。年金給付は
地域間の財源の移転が奏功
4――都市の非就労者・農村住民が加入する公的医療保険の加入者が減少傾向。政府は否定する
ものの、脱退者・非加入者は増加傾向の模様
5――今後待ち受ける介護保険制度、子育て・少子化対策の財政問題
(2024年12月04日「基礎研レポート」)
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03-3512-1784
経歴
- 【職歴】
2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
(2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
(2019~2020年度・2023年度~)
・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
・千葉大学客員教授(2024年度~)
・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
日本保険学会、社会政策学会、他
博士(学術)
片山 ゆきのレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
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