2021年10月19日

コロナ禍でテレワークが増えたのはどんな人か? (5) -属性別のテレワーク頻度の変化のまとめ

保険研究部 准主任研究員 岩﨑 敬子

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■要旨

コロナ禍でテレワークの頻度が増えたのはどのような人なのか。ニッセイ基礎研究所が実施した独自のWEBアンケート調査を用いて、これまで4回にわたる基礎研レターで、2020年2月から2021年2月の間のテレワークの頻度の変化について、様々な属性別に確認した結果を紹介してきた。本稿はその締めくくりとなる5回目として、これまでの基礎研レターで紹介した傾向をより厳密に確認するために、線形確率モデルおよびプロビットモデルの推定を行った結果を紹介する。

■目次

1――はじめに
2――推定したモデルについて
3――産業分類と企業の規模:情報通信業および大企業に勤める人のテレワークが拡大
4――雇用形態と職種:正社員および管理職・専門職等のテレワークが拡大
5――地域と通勤時間/手段:南関東在住者、長時間通勤者・公共交通機関での通勤者の
   テレワークが拡大
6――男女、年代、年収: 男女差見られず、若年者、年収が高い人のテレワークが拡大
7――おわりに
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保険研究部   准主任研究員

岩﨑 敬子 (いわさき けいこ)

研究・専門分野
応用ミクロ計量経済学・行動経済学 

経歴
  • 【職歴】
     2010年 株式会社 三井住友銀行
     2015年 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
     2018年 ニッセイ基礎研究所 研究員
     2021年7月より現職

    【加入団体等】
     日本経済学会、行動経済学会、人間の安全保障学会
     博士(国際貢献、東京大学)
     2022年 東北学院大学非常勤講師
     2020年 茨城大学非常勤講師

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レポート紹介

【コロナ禍でテレワークが増えたのはどんな人か? (5) -属性別のテレワーク頻度の変化のまとめ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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