2021年06月02日

家族計画の変化に見る、新型コロナの少子化への影響(4)-結婚意欲の高まりについて-

保険研究部 准主任研究員 岩﨑 敬子

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■要旨

新型コロナ感染症は少子化にどういった影響を与えるのか。本稿では、ニッセイ基礎研究所が実施した独自のWEBアンケート調査を用いた、コロナ禍での家族計画に関する3つの傾向についての分析(一時的に妊娠を控える傾向、将来的に持ちたい子の数の減少、結婚意欲の高まり)のうち、3つ目として、「結婚意欲の高まり」について、そうした変化があった人の割合と要因、及び、特徴についての分析結果を紹介する。

■目次

1―― はじめに
2―― 新型コロナ拡大によって結婚したいと思うようになった人は約17%
3―― 結婚したいと思った理由は「自分の人生について考えた」から
4―― 結婚したいと思った人の特徴
5―― おわりに
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保険研究部   准主任研究員

岩﨑 敬子 (いわさき けいこ)

研究・専門分野
応用ミクロ計量経済学・行動経済学 

経歴
  • 【職歴】
     2010年 株式会社 三井住友銀行
     2015年 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
     2018年 ニッセイ基礎研究所 研究員
     2021年7月より現職

    【加入団体等】
     日本経済学会、行動経済学会、人間の安全保障学会
     博士(国際貢献、東京大学)
     2022年 東北学院大学非常勤講師
     2020年 茨城大学非常勤講師

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レポート紹介

【家族計画の変化に見る、新型コロナの少子化への影響(4)-結婚意欲の高まりについて-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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