- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-DAV(ドイツ・アクチュアリー会)が0.9%から0.25%への引き下げを推奨-
2021年02月12日
ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-DAV(ドイツ・アクチュアリー会)が0.9%から0.25%への引き下げを推奨-
このレポートの関連カテゴリ
■要旨
ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率を巡る動向については、これまで何回かの保険年金フォーカスで報告してきていたが、直近では、保険年金フォーカス「ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-財務省が1.25%から0.9%への引き下げを提案-」(2016.6.6)(以下、「前回の保険年金フォーカス」という)において、財務省が1.25%から0.9%への引き下げを提案したことを報告した。これを受けて、2017年1月1日からの最高予定利率が0.9%に引き下げられたが、その後はこの水準が維持された形になっている。
ただし、ドイツの金利は2017年以降もさらに低下を続け、現在はマイナス金利が継続している状況にもある。今回のレポートでは、こうした状況下での、ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率を巡る最近の動きについて、報告する。
■目次
1―はじめに
2―責任準備金評価用最高予定利率設定ルール等の現状
1|責任準備金評価用最高予定利率
(参考)「責任準備金命令(DeckRV)」における最高予定利率に関する規定
2|責任準備金評価用最高予定利率の意味合い
3|直近の金利の状況
3―DAV(ドイツ・アクチュアリー会)の対応
1|DAVの推奨
2|DAVの最高予定利率の設定方法
4―まとめ
ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率を巡る動向については、これまで何回かの保険年金フォーカスで報告してきていたが、直近では、保険年金フォーカス「ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-財務省が1.25%から0.9%への引き下げを提案-」(2016.6.6)(以下、「前回の保険年金フォーカス」という)において、財務省が1.25%から0.9%への引き下げを提案したことを報告した。これを受けて、2017年1月1日からの最高予定利率が0.9%に引き下げられたが、その後はこの水準が維持された形になっている。
ただし、ドイツの金利は2017年以降もさらに低下を続け、現在はマイナス金利が継続している状況にもある。今回のレポートでは、こうした状況下での、ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率を巡る最近の動きについて、報告する。
■目次
1―はじめに
2―責任準備金評価用最高予定利率設定ルール等の現状
1|責任準備金評価用最高予定利率
(参考)「責任準備金命令(DeckRV)」における最高予定利率に関する規定
2|責任準備金評価用最高予定利率の意味合い
3|直近の金利の状況
3―DAV(ドイツ・アクチュアリー会)の対応
1|DAVの推奨
2|DAVの最高予定利率の設定方法
4―まとめ
このレポートの関連カテゴリ
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月30日
今週のレポート・コラムまとめ【4/23-4/26発行分】 -
2024年04月26日
ドイツの産業空洞化リスク-グローバル化逆回転はドイツへの逆風、日本への追い風か?- -
2024年04月26日
米GDP(24年1-3月期)-前期比年率+1.6%と前期から低下、市場予想の+2.5%も大幅に下回る -
2024年04月26日
滞留するふるさと納税 -
2024年04月26日
EUのDMA関連調査開始決定-GAFAそれぞれの問題を指摘
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-DAV(ドイツ・アクチュアリー会)が0.9%から0.25%への引き下げを推奨-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ドイツの責任準備金評価用最高予定利率を巡る最近の動き-DAV(ドイツ・アクチュアリー会)が0.9%から0.25%への引き下げを推奨-のレポート Topへ