2020年12月10日

Brexitに伴う英国の同等性評価を巡る動向-英国政府がEEA諸国の金融規制の同等性を決定-

中村 亮一

文字サイズ

■要旨

Brexit(英国のEU離脱)に伴い、英国のソルベンシーIIを始めとする金融規制について、Brexit後のEUの金融規制との同等性評価が問題になってくる。

これについては、これまで英国の関係当局がEUの関係当局との協議を進めてきているところであるが、英国政府は、2020年11月9日に、ソルベンシーIIの同等性を含む、一連の金融規制の同等性決定をEEA(欧州経済領域)諸国に付与すると公表した。

■目次

1―はじめに
2―英国政府の決定公表内容
  1|今回の決定の意味合い及び位置付け
  2|今回の決定の概要
  3|具体的な決定内容(ソルベンシーII)
  (参考)ソルベンシーIIにおける同等性
  4|具体的な決定内容(ソルベンシーII以外の金融規制)
3―英国の同等性枠組みに関するガイダンス文書
  1|概要
  2|ガイダンス文書からの抜粋
4―ソルベンシーII規制に関する今回の決定の意味合いと今後の動向
Xでシェアする Facebookでシェアする

中村 亮一

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【Brexitに伴う英国の同等性評価を巡る動向-英国政府がEEA諸国の金融規制の同等性を決定-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

Brexitに伴う英国の同等性評価を巡る動向-英国政府がEEA諸国の金融規制の同等性を決定-のレポート Topへ