2020年09月18日

視界に入る「みどり」が住宅賃料に及ぼす影響

金融研究部 主任研究員   吉田 資
  株式会社LIFULL 遠藤 圭介

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■要旨
 
  • 「みどり」は都市空間において、景観(美しい街並み)を形成する機能や防災機能等、様々な役割を果たしている。コロナ禍を経て、住居選択において、「みどり」の効果・機能が再認識・再評価されつつある。そこで本稿では、「みどり」が住宅賃料形成にどのような影響を及ぼしているのか検証した。
     
  • 分析の結果、「みどり」の多寡はマンション賃料に対し、統計的に有意な影響を与えていることが分かった。具体的には、マンション賃料は、「緑視率」が 10%高い場合、1,326円高いことが示唆された。
     
  • 不動産事業者が「みどり」に配慮した環境整備の取り組みを行うことは、不動産価値の向上に寄与する可能性が高いと考えられる。また、地方自治体の動きと連携し、街の道路や公園、広場等の緑化を進めることも有効と考えられる。
     
  • 今後は、不動産開発・運営事業者による「みどり」の整備の取組が不動産投資の判断基準の1つになる可能性がある。


■目次

1. はじめに
2. 「みどり」の量を測る指標として注目を集める「緑視率」
3. 「みどり」の多寡が住宅賃料に及ぼす影響
  3-1. 分析対象
  3-2. 分析手法
  3-3. 分析結果
4. 「みどり」の整備が不動産価値向上へ
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金融研究部

吉田 資 (よしだ たすく)

株式会社LIFULL 遠藤 圭介

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レポート紹介

【視界に入る「みどり」が住宅賃料に及ぼす影響】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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