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乾癬(かんせん)の受診実態~疾病の理解のために・乾癬(1)

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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乾癬という病気をご存じだろうか。皮膚が赤く盛り上がりかさぶた状になってはがれおちる慢性的な疾病で、関節炎、循環器疾患、メタボリック症候群、炎症性腸疾患、うつ病などの重大な併存症を起こすこともある。
患者によっては生涯治療を受ける必要があり、受診の負担や医療費の負担が大きくなる場合もあると言われている。根治治療法がない上、触れるとうつるのではないか誤解されがちであることや(実際は免疫機能の異常によるものであり、うつらない)見た目によって、治療をあきらめて引きこもってしまうなど、社会から疎外されて孤立する人も少なくないとされ、社会的な課題を抱えた疾病でもある。
本稿では、乾癬理解の一助となるよう健康保険組合によるレセプトデータを使って、乾癬による医療機関受診状況、および通院と医療費の実態を紹介する。
■目次
1――「乾癬」とは
2――健保データを使った分析結果
1|使用するデータ
2|集計結果
3――まとめ
(2018年05月28日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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