- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 【2月米住宅着工、許可件数】住宅着工件数は123.6万件、戸建ては好調維持も、集合住宅が減少し、全体で予想を下回る結果
2018年03月19日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
1.結果の概要:住宅着工、許可件数ともに前月、市場予想を下回る
2.結果の評価:戸建ては比較的堅調維持も、住宅市場の回復モメンタムは低下
住宅着工件数の伸びは、前月比▲7.0%(前月:+10.1%)と前月からマイナスに転じた(図表3)。戸建てが+2.9%(前月:+3.5%)と2ヵ月連続のプラスを維持した一方、前月に2桁の伸びとなった集合住宅が▲26.1%(前月:+25.6%)と2桁のマイナスに転じた(図表4)。
前年同月比では▲4.0%(前月:+7.5%)と、こちらも前月からマイナスに転じた。戸建てが+2.9%(前月:+7.6%)と16年9月以降、プラスを維持する一方、集合住宅が▲18.7%(前月:+7.4%)と2桁のマイナスに転じた。
地域別寄与度(前月比)は、中西部こそ+0.8%ポイント(前月:▲2.2%ポイント)と4ヵ月ぶりにプラスに転じた一方、それ以外の地域では北東部が▲0.3%ポイント(前月:+2.1%ポイント)、南部が▲3.8%ポイント(前月:+7.4%ポイント)、西部が▲3.8%ポイント(前月:+2.8%ポイント)といずれも前月からマイナスに転じた。
前年同月比では▲4.0%(前月:+7.5%)と、こちらも前月からマイナスに転じた。戸建てが+2.9%(前月:+7.6%)と16年9月以降、プラスを維持する一方、集合住宅が▲18.7%(前月:+7.4%)と2桁のマイナスに転じた。
地域別寄与度(前月比)は、中西部こそ+0.8%ポイント(前月:▲2.2%ポイント)と4ヵ月ぶりにプラスに転じた一方、それ以外の地域では北東部が▲0.3%ポイント(前月:+2.1%ポイント)、南部が▲3.8%ポイント(前月:+7.4%ポイント)、西部が▲3.8%ポイント(前月:+2.8%ポイント)といずれも前月からマイナスに転じた。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2018年03月19日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1824
経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
窪谷 浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/06/09 | 米国経済の見通し-対中関税引き下げから景気後退懸念は緩和も、政策の予見可能性の低さから経済見通しは不透明 | 窪谷 浩 | Weekly エコノミスト・レター |
2025/06/09 | 米雇用統計(25年5月)-5月の非農業部門雇用者数は市場予想を上回った一方、過去2ヵ月分が大幅に下方修正 | 窪谷 浩 | 経済・金融フラッシュ |
2025/06/02 | 米個人所得・消費支出(25年4月)-個人消費(前月比)は高い伸びとなった前期から低下、市場予想に一致 | 窪谷 浩 | 経済・金融フラッシュ |
2025/05/19 | 米住宅着工・許可件数(25年4月)-着工件数(前月比)は前月を上回った一方、市場予想は小幅に下回った | 窪谷 浩 | 経済・金融フラッシュ |
新着記事
-
2025年06月17日
今週のレポート・コラムまとめ【6/10-6/16発行分】 -
2025年06月16日
株式併合による非公開化-JAL等によるAGPのスクイーズアウト -
2025年06月16日
なぜ博士課程への進学者が減少しているのか-注目したい民間就職の動向- -
2025年06月16日
マスク着用のメンタルヘルスへの影響(1)-コロナ禍の研究を経て分かっていること/いないこと -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来-近年のAI進化の背景とは
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【【2月米住宅着工、許可件数】住宅着工件数は123.6万件、戸建ては好調維持も、集合住宅が減少し、全体で予想を下回る結果】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
【2月米住宅着工、許可件数】住宅着工件数は123.6万件、戸建ては好調維持も、集合住宅が減少し、全体で予想を下回る結果のレポート Topへ